2010年08月24日
小説「終わらざる夏」(浅田次郎著)
話題の小説「終わらざる夏」(浅田次郎著)を読みました。今年は終戦65
周年ということもあり、テレビの企画もそのようなものが多かったように思います。
この小説昭和20年8月17日に日本の最北端の占守島(シュムシュ島)に
終戦を迎えたはずの日本軍にソ連が攻めてきたという事実をモチーフにして
作られています。それぞれの登場人物のディティールも細かいところまで作られて
いて、フィクションの部分が多いのでしょうけど、余計に説得力がある話になって
います。一気に読める作品です。話の最後に小説の中の人たち全員に生きていて
欲しいという気持ちが芽生えるのは私だけでしょうか?
Posted by キミ at 10:57
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