2011年06月21日
映画「星守る犬」とヒトラーに思う
映画「星守る犬」を鑑賞しました。
映画のCMでは泣いている人が映し出されていて、いい映画なのかなぁ?と
思い見に行きました。
西田敏行演じるところのおじさん(映画の中では名前がわからない、というか無いの!)
がリストラや離婚をえて愛犬をつれて車上生活者となって放浪するお話。
今の閉塞感のある日本で、この映画を見てほのぼのとする人はいるかもしれませんが
大変な状況で戦っている人が鑑賞後にモチベーションが上がるかというと、ウ~ンという感じ。
でも、犬好きの方や、家族同然だったワンちゃんがかつていた方には、おすすめの映画。
ひとつ、どうだろうと私個人が思ったのは、西田敏行ふんする、おじさんが愛犬のハッピー
を大事に飼ってくれそうな人にたくせるチャンスがあったのに、最後まで自分と運命を共にさせて
飼い主のおじさんが車の中で事切れた後も、おじさんが目を覚ますんじゃないかと、おじさん
の側を離れずにいて、最後は野犬のように汚れて汚くなって、キャンプ場で、本当はやさしい
いい犬なのに「あっ!野犬だ!」と薪を投げつけられて、それが原因で死んでしまいます。
それを見たときに、ヒトラーが自害する直前、自分の愛犬のブロンディーに青酸カリを
与えて毒殺しますが、酷いなぁと思いましたが、愛犬を毒殺したのはヒトラーなりの
愛情だったのかなぁ?と考えてみました。あなたはどう思いますか?
Posted by キミ at 11:17
│映画の話